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レディオヘッド/radiohead賛歌

radioheadは、全世界でも特別人気のあるバンドだ。

わたしも、ご多分にもれず、大好きだ。


もう、十年以上も好きだ。
こんなバンドは他にはない。

たいてい、しばらくすると自然と聞かなくなる。

でも、radioheadは、いつも新鮮だ。

それは、一つにはradioheadが変わるからだ。

まるで、ポストモダンの象徴のように、radioheadは、芯を持っていない。


言い方を変えれば、1991年のradioheadと、2011年のradioheadは違うバンドだ。


たぶん、radioheadもある時期までは、「これこそ素晴らしい音楽」というものを追い続けていただろう。
憧れのミュージシャンに追いつき、その先を請け負おうとしただろう。

しかし、いつしかradioheadは気付いたのだ。

クラシックやジャズがハイカルチャーとして君臨するこの時代に、
反抗するロックやパンクなんていうあり方も、形だけなんだと言うことに。

そういうやつらは、何か言っているようでも、
カンのいいradioheadからすれば、
「もてたい中学生」か、「忘我感をむさぼる子豚ちゃん」にしか見えなかった。


崩壊する権威と、乱立するパクリ。繰り返し。

radioheadも、パクりまくっていた。
そして、行き着いたのだ。

中核をなくすまでのところへ。

だから、radioheadは、音を要素としてしか捉えていないと思う。
要素を組み合わせてゆくだけだ。

これまでのミュージシャンと違って、
こういうのが格好いい、という絶対の参照基準を持たない。
マイケル・ジャクソンも、ミック・ジャガーも、スティーブン・タイラーも、
三つ子の魂百までっていう感じだ。

そういう人たちは、たいてい神聖なものを持っている。
十字架を背負っているみたいに、いつしか逃げられなくなっている。
「この、ひずんだギターリフがロックの魂だ!」

radioheadが格好いいのは、どんどん過去から離れて行って、
かっこよさげな音の組合せをつくるからだ。

radioheadは、ギターに冷淡だと思う。
ジミ・ヘンドリクスみたいに、一緒にトイレに入ったりはしない。

ジミに比べると、エヴァンゲリオンに近い。
綾波レイが無口キャラとして猖獗を極めれば、
無口キャラは、「遅刻寸前でダッシュしているところに、トーストを加えた転校生とぶつかった場合」のように、
使われるのだ。


radioheadは、ウケた音楽要素を次も使うが、
次は、古い要素7割に対し、新しい要素3割として、自らを更新していく。
だから新鮮だ。

では、これをやった人がこれまでいなかったかというそうではない。
ただ、ギターでいえば、ジョニー・グリーンウッドよりも、
存在感のある音を出せるやつはなかなかいなかったし、
(だから、radioheadは、ロックファンにもウケた)
トム・ヨークよりも裏声で歌うやつもそうそういなかった。

radioheadは、いろんなことが人よりうまくできたのだ。
radioheadは、一人で(一組で)この先に流行るバンドの代わりをやってくれてる。



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  1. 2011/05/21(土) 18:34:52|
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