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なぜ、そのアニメは「面白い」のか!?

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『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』の感想・批評・レビュー・考察

視聴アニメ一覧

『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』の感想・批評・レビュー・考察
原作:山田風太郎
漫画:せがわまさき
監督:木崎文智
シリーズ脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:千葉道徳
放送期間:2005年4月12日 - 9月20日
全24話


漫画をもとにしたアニメであるが、
その漫画も、小説を原作にしたものである。

忍者の里として有名な、伊賀と甲賀の争いを描く。

時代は、武力による天下統一がなり、
徳川幕府は、権威の浸透、権力の安定に躍起になっているころ。

家康は、3代将軍を、孫とするか、2代将軍秀忠の弟とするかに悩んでた。
そこで天海(南光坊、慈眼大師)というお坊さんに相談したところ、
伊賀と甲賀の代理戦争で決めたら、と助言され、物語は始まる。
スクリーンショット 2012-08-25 19.23.58


理も情ももはや通じない争いであればこそ、
剣の勝負で決めましょう、ただ侍の血が流れるのはもったいないので、忍者でとのこと。


■余計なお世話と「生かさず殺さず」
ひとことで言えば、
「余計なお世話っていうのはたとえば……」というときに出してほしい作品である。


伊賀と甲賀の戦いで跡取りを決めるなんて言われても、
忍者も迷惑なら、争ってる両家も迷惑がっているに違いないが、
スクリーンショット 2012-08-25 19.28.45
家康が、よかれと思い採用してしまったのだから仕方ない。

家康ももうろくしたものだ。
秀吉死後の身の処し方からして、史上最大の腹芸をやってのけた男だと評価されているだろうが、
どうやら、年齢には勝てないらしい。

家康自身ではそのつたなさに気付かなくても、
末期とはいえ、戦国の世なれば、
本多正信辺りが諫言してもよいものだが、
そうもいかなかったようだ。


一見したところそうも思えったのだが、
あの狸ジジイがそんなヘボなわけがない。

ということは、
本当の狙いはそこではなかったのかもしれない。

というのも、
ここでいう忍術が、ものすごいからである。

水遁の術とか、夜目がきくとか、そんなチャチなものじゃない。
なんかもう、人間ってなんだっけ、っていうぐらいのものだ。

目を見ると自殺させられるとか、ほぼ不死身とか、
ちょっと頭が良かったら天下が取れるレベルだ。
スクリーンショット 2012-08-25 19.33.32


こんなのが生きていたら、天下が安定するわけがない。


というわけで、本来的には、
伊賀と甲賀を潰し合わせて、勢力をそいでおきながら、
いざというときのために、飼い犬としては飼っておく、
という家康お得意の「生かさず殺さず」なのだろう。


■忍者版「ロミオとジュリエット」

家康は脇役なので、そのぐらいにしておいて、
本作が主眼としているところを見てみれば、
素直に「ロミオとジュリエット」が浮かび上がってくる。

イタリアのヴェローナで、対立する、
モンタギュー家とキャピュレット家は、
そのまま伊賀と甲賀に引き写され、
ロミオとジュリエットは、甲賀弦之介と朧になっている。
スクリーンショット 2012-08-25 19.36.33


ストーリーとしても、
対立する両家のことが気にかかっていながらも、
愛し合う二人は、当人達には直接責任のない事柄でにっちもさっちもいかなくなり、
最後に自殺する。


本家のジュリエットの仮死は、
歴史上最高レベルの面白さなので、
比べるべくもないが、
やるせなさはある程度出ている。


アニメとしては変な癖がなく、見やすい作品。

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  1. 2012/08/25(土) 19:23:24|
  2. アニメについて
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