半歩踏み込むアニメ批評!

なぜ、そのアニメは「面白い」のか!?

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『ストライクウィッチーズ』の感想・批評・レビュー・考察

視聴アニメ一覧

『ストライクウィッチーズ』の感想・批評・レビュー・考察
http://p.tl/AL3t

原作:島田フミカネ & Projekt kagonish
監督:高村和宏
シリーズ構成:ストライカーユニット
キャラクターデザイン:高村和宏
メカニックデザイン:寺尾洋之
放送期間:SW:2008年7月 - 9月、SW2:2010年7月 - 9月


こういう情熱的下調べの下、練り上げられたアニメは大好物である。

ある意味、制作者側が自分たちのできること、できないことをよくわかった作品。
そのために、無理がない。

とりわけ、第二次大戦にかけての軍については、
粘り着くようなマニアックな視線が随所に感じられる。
そして、11人もの主要キャラクターを活かす丁寧な脚本と演出。
一方で、敵であるネウロイとの交感については、
第1期で重要なキーファクターとなるも、第2期では早々に可能性を退場させている。
それにより、常に自分達を正義の側においておける享楽=弛緩を作品にもたらした。

これが深み、哲学性を欠く原因になっていることは間違いないが、
それゆえに無難にまとめることができた。
ラノベ、漫画、ゲームといった各種メディアに拡散させていることが、
この辺りの潔さを生み出しているのかもしれない。

ガンダムやエヴァは、ここで退かなかった。
制作側の迷いが残り、視聴者に消化不良感を残した。
宮崎駿のように、(よくもわるくも)信念に至っていないが、両者とも難問で退かない点は同じだ。
そして、それを一緒に考えてくれる、つまり背伸びしてくれる視聴者をつかまえた。

逆に言えば、そのような視聴者をつかまえることができない限り、
大ヒットはしない。
それは、とてもとても困難なことだ。

そこで、本作のニッチ戦略である。
微エロとミリタリーへのマニアックな拘りで、
いくばくかのマーケットがとれる、
利益と趣味が両立する領域を見つけたのだ。

いまやアニメも娯楽作品というだけでは生き残れない。
しかし、娯楽作品としてのレベルを落とせば、また生き残れない。
この世はかくも世知辛い。

残念ながら、歴史には残らないだろうが、
どうせアニメを制作するのなら、ここまでやろう。
知恵に至らずとも、
知識が整理され、キャラクター設定を丁寧にすることで、ここまで来れる。

ここまで潔い作品をこれまで見たことがない。

strikewitches.jpeg



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  1. 2012/04/30(月) 14:42:40|
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  3. | トラックバック:0
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