半歩踏み込むアニメ批評!

なぜ、そのアニメは「面白い」のか!?

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少女革命ウテナ原画展〜輪るピングドラムと幾原邦彦の世界

視聴アニメ一覧


http://www.starchild.co.jp/special/utena/gengaten.html


原画展、引越のせいで行けなかった。


なぜかみんな覚えてる

にしても、この原画展、ニュースやtwitterで、散々流れてきてびっくりした。
ウテナは97年放送だから、もう15年以上経つ。
ピンドラにしたって、当時は相当話題をさらったけど、今では、あんまり耳にしない。
それでも、原画展でこの騒ぎだ。


かくいうわたしも、このニュースに触れただけで、
「生存戦略」「イマジン」「運命の果実を一緒に食べよう」「ファビュラスマックス」なんていう言葉が、思い出される。
あと、やくしまるえつこの声も。

よっぽど印象深い作品だったんだとわれながら驚く。
そして、わたしだけでなく、多くの人が思い入れを持っているらしいことにもっと驚く。
こんな作品は他にあるだろうか。

たいていは、何となくストーリーのだいたいをぼやっと覚えていて、
なかには、鮮烈なイメージの断片が残っているものもある。
そして、さらにまれに、見たことすら忘れている。


そんな珍しい作品だったので、ちょっとこのインパクトについて書いておく。


現実から離れて

さて、率直なところ、
わたしは、あんまりウテナが好きではない。
あんまり好きではないけど、世界観のつくり込みは他のアニメとは比べ物にならない。
それは、ピンドラも同じ。

結論から言うと、この世界観のつくり込みがインパクトをつくっているのだと思う。
いうまでもないことだけど、世界観をつくっちゃうのだから、現実とは違うものをつくっている。

現実から遠く離れちゃってるっていう点では、
昨今、幾原監督程、アニメを現実離れさせる人もいない。

すごく単純な話にしてしまうと、とくに珍しくもないが、こんな考えだろうか。

「現実感とかリアリティってなんだ?
もし現実と似てるってことだとして、それって何か意味があるか?
ぶっちゃけた話、つくることで何がしたいかが最上位にあって、現実感とかってのはそれに従属するんじゃないの?
現実感がないせいで、その目的が達成できないのなら、現実感を持たせる必要があるけど、
現実感が必須かと言えば、そうじゃないんじゃね?」

印象派みたいに、写実的であることから離れた方が、リアリティがあるって思っている人達もいるだろうから、
こんな単純な話ではないだろうが、
アニメの存在理由がここにあると思う。
だって、そうでなけりゃ、実写の方がつねに優れていることになっちゃう。
どうしてもそうは思えない。


アニメのど真ん中
だから幾原監督は、アニメの本筋を行っている人だと勝手に思っている。


ウテナもピンドラも、
このアニメ特有の特徴を最大限に活かした作品であり、
できるだけ、物理法則とかの現実から離れながらも、
視聴者が(ギリギリで)ついていくことができるルールをつくった、とんでもない労作だ。

それが成功しているから、
10年経っても、記憶に残っているのだ。

なんか思わせぶりに小難しいこと言っているみたいなイメージがあるのか、こういうのは最近ない。
たまにはこんな「ガツンとくるんだけど、ちょっとよくわからない作品」を見てみたい。



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  1. 2013/03/28(木) 19:53:18|
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